三回忌が近づくと、「いつやるのが正しいのか」で急に不安になります。命日ぴったりがいいのか、週末にずらしていいのか、誰に合わせればいいか分からず検索してきたはずです。
ややこしいのは、三回忌が“満年数”と“呼び方”でズレる点です。さらに案内や手配が絡むので、数え方が曖昧なままだと準備が一気に詰まります。
そこでこの記事では、三回忌の時期を早見で判断できる考え方と、準備の流れを段取り化します。今日やることが見える状態に整えます。
こんにちは、ケン(2級建築士)です。このサイトでは、墓じまいを中心に、相続・法事・供養まわりで迷う方に向けて「話を盛らない・現実ベース」で整理してお伝えしています。建築業界で約20年、現場施工を軸に、見積もり・段取り・説明の場まで、判断が割れやすいタイミングを数多く見てきました。
わたしは墓じまい工事そのものや士業の専門家ではありませんが、現場側の目線として契約や手続きの前に、どこを確認すれば安心に近づくか/どこで不安が残りやすいかを手順に落として言語化できます。このサイトでは「何から考えるか」「詰まりやすい所」「判断の基準」を、迷わない順番で具体的に整理しています。
▶︎ 運営者プロフィールを見る1. 三回忌はいつする?早見の考え方
三回忌は「命日から満2年」を目安に、祥月命日の前に行うのが基本です。
三回忌は「3年後」と勘違いされがちですが—亡くなった年を含めて数えるため、実際は満2年が基準になります。つまり、命日から1年が一周忌、その翌年の同じ月日が三回忌です。まずは命日を正確に押さえ、そこから満2年を数えて「その年のいつ頃か」を確定させると、日程調整が一気に楽になります。
- 確認する 故人の命日を手帳に控える
- 計算する 三回忌は命日から満2年で見る
- 決める 祥月命日より前の日程へ寄せる
- 共有する 家族内で基準日を言葉で揃える
- 固定する カレンダーに基準日を登録する
「命日当日でないと失礼では」と不安になりますが、集まれず形が崩れる方が負担になります。正式にこだわるより、命日より前で無理なく集まれる日に整える方が現実的です。早見の核は「満2年」と「命日より前」の2点です。
2. 数え方と準備の流れ
準備は「日程を固める→案内する→手配する→当日回す」の順で進めると迷いません。
先に日程と場所を決めてしまうのが最短です—そのあとに僧侶の都合、会食の有無、参列範囲を差し込むと、連絡が漏れにくくなります。数え方は「回忌数-1年目」という整理で見ると混乱が減り、三回忌は満2年の位置づけになります。命日当日は理想でも、実務は命日を過ぎないよう前倒しで組む家庭が多いです。参考資料:e-sogi.com。
- 確定する 会場と開始時刻の枠を押さえる
- 依頼する 僧侶へ候補日を複数で相談する
- 決める 会食の有無を早めに決めて止める
- 連絡する 参列範囲へ日時だけ先に共有する
- 作る 当日の流れを紙1枚にまとめる
「案内は後でまとめて出したい」と思うほど、予定が埋まって調整が難しくなります。まず日時と場所だけ伝え、詳細は後追いで整える方が結果として丁寧に回ります。準備の流れは、気持ちより順番で勝ちます。
3. 数え方がズレる
ズレの原因は「何年後」と「何回忌」を同じ意味で扱うことです。
三回忌は“3年目”の呼び方で—満年数は2年なので、言葉だけ追うとズレます。さらに家族内で基準が揃っていないと、誰かの記憶で決まり、後から訂正が発生します。案内後の訂正は相手の準備も崩し、余計に気疲れが増えます。最初に計算ルールを1行で固定することが、いちばんの失礼回避になります。
- 混同する 三回忌を3年後だと思い込む
- 混同する 祥月命日と月命日を取り違える
- 任せる 1人の記憶だけで日程を決める
- 省く 計算根拠を共有せず連絡を始める
- 遅らせる 日程確定を先延ばしにする
「その年のどこかでできればいい」という考えもありますが、案内と手配が絡む以上、曖昧さはそのまま負担になります。満2年という基準が揃えば、日程は決めやすいです。ズレを防ぐコツは、言葉ではなく計算で合わせることです。
4. 日程を逆算する
逆算は「当日の流れ→必要な手配→連絡→日程確定」の順で組むと崩れません。
当日は意外とやることが多いので—先に流れを簡単に決めておくと、必要物と連絡が自然に見えます。到着・挨拶・読経・焼香・会食または解散、ここを軸にし、移動があるなら時間を厚めに取ります。連絡は全員同時より、核となる親族→調整が必要な人→報告だけの人の順が安全です。最後に「当日やらないこと」を1つ決めると、準備が軽くなります。
- 書く 当日の流れを時系列で1枚にする
- 決める 会食の有無を先に決めて止める
- 並べる 連絡相手を優先順に並べておく
- 押さえる 僧侶と会場の空きを先に押さえる
- 捨てる 当日やらないことを1つ決めておく
「臨機応変で大丈夫」と言われても、軸がないと当日は声の大きい順に予定が増えます。逆算で軸を作っておけば、多少ズレても戻れます。準備は丁寧さではなく、戻れる設計で整います。
5. よくある質問5つ(FAQ)
Q1. 三回忌は亡くなってから何年後に行いますか?
一般的には命日から満2年が目安です。亡くなった年を含めて数えるため、呼び方は「三回忌」でも年数は2年になります。
Q2. 三回忌は命日当日に行わないと失礼ですか?
命日当日が正式とされますが、実際は命日より前の週末など、集まりやすい日に行うことも多いです。大事なのは命日を過ぎない範囲で無理なく整えることです。
Q3. 三回忌の数え方を簡単に覚える方法はありますか?
「回忌数-1年目」で覚えると早いです。三回忌は3-1で2年目、一周忌は満1年という整理で見ると混乱が減ります。
Q4. 案内はいつ頃出すのが良いですか?
日程が固まったら早めに「日時と場所」だけ先に伝える方が調整が楽です。細部は後追いでも整います。
Q5. 準備で最初に決めるべきことは何ですか?
会場と開始時刻、僧侶へ依頼するかどうかを先に決めるのが基本です。ここが決まると、参列範囲と会食の有無が一本線で決まります。
現場職人の本音トーク
わたしは現場を20年以上も見てきた。三回忌の「いつやる」で迷うのは、礼儀が足りないからじゃない。数字の呼び方と年数がズレる世界で、案内まで背負うのが怖いだけだ。雨の前の空気みたいに、決める前がいちばん重い。
原因は3つある。三回忌を3年後だと思い込む。命日と都合のいい日を同じ扱いにして、後から直す。日程が固まらないまま連絡を始めて、範囲だけ広がる。悪意より構造で詰まる。メジャーを逆から当てて「合ってる気がする」ってやつだ。
今すぐ、命日を紙に書いて残しとく。今日、候補日を3つ並べて家族に投げとく。週末、僧侶と会場の空きを押さえとく。
ここまでやれば、案内は短く済む。三回忌は満2年、命日より前でいい。ここまでやってダメなら次は会食を切って時間枠を軽くする、それが判断基準。日程が決まらないまま供物の話だけ進んで、誰も得しない空気になる場面も見る。
最後に笑える落とし穴。日程は完璧なのに、カレンダーに「三回忌」じゃなく「三周忌」って書いてしまう。自分だけ気づいて、静かに消して書き直す。段取りって、こういうところで笑われる。
まとめ
三回忌は、命日から満2年を目安に考えると整理できます。呼び方と年数がズレるのは、亡くなった年を含めて数えるためです。まず命日と基準を家族内で揃えるのが先になります。
準備は、日程と場所を固めてから案内し、手配を差し込む順で回すと間に合います。ズレを防ぐには「回忌数-1年目」で覚え、命日を過ぎない範囲で前倒しする設計が安全です。順番が決まるほど連絡は短く済みます。
今日やるのは、命日を基準に満2年を確認し、命日より前の候補日を3つ出して日程を固めることです。日程が決まれば準備は一本線になり、当日は落ち着いて手を合わせられます。
