仏壇のサイズ選びで失敗例5つ【置き場所と将来の整理を見越す】

仏壇のサイズ選びで失敗しないよう設置スペースを測って確認する場面

仏壇を買う・買い替える段階で、サイズ選びが一番怖い。置き場所に入るかだけで決めたら後で後悔しそうで、将来の整理まで考えると余計に迷って検索してきた人は多いです。

仏壇は「今の部屋に置けるか」だけだと失敗します。扉の開き、家族の動線、掃除のしやすさ、そして将来の引っ越しや仏壇じまいまで含めると、最適なサイズは変わります。

そこでこの記事では、仏壇のサイズ選びで失敗例5つを先に潰し、置き場所と将来の整理を見越した線引きを整理します。いま測るべき場所と、決める順番が分かる状態に整えます。

Ken

こんにちは、ケン(2級建築士)です。このサイトでは、墓じまいを中心に、相続・法事・供養まわりで迷う方に向けて「話を盛らない・現実ベース」で整理してお伝えしています。建築業界で約20年、現場施工を軸に、見積もり・段取り・説明の場まで、判断が割れやすいタイミングを数多く見てきました。

わたしは墓じまい工事そのものや士業の専門家ではありませんが、現場側の目線として契約や手続きの前に、どこを確認すれば安心に近づくか/どこで不安が残りやすいかを手順に落として言語化できます。このサイトでは「何から考えるか」「詰まりやすい所」「判断の基準」を、迷わない順番で具体的に整理しています。

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1. 仏壇のサイズ選びで失敗例5つ

失敗は「入るか」ではなく「使えるか」を見ていない時に起きます

仏壇は設置した瞬間は満足しても、日々の動作でストレスが出ます—扉が開かない、通れない、掃除できない。さらに将来の住み替えで、サイズが重荷になります。失敗例を先に知ると、測る場所が増えすぎずに済みます。

  • 設置幅だけ測って扉の開き代を見落とす
  • 高さだけ優先して仏具の出し入れが詰まる
  • 奥行きを無視して配線や壁の干渉で歪む
  • 通路にせり出して家族の動線が毎日ぶつかる
  • 将来の搬出経路を見ずに処分時に高くつく

「大きい方が立派で安心」という反論もあります。ですが安心は大きさより、手を合わせやすさと続けやすさで決まります。使いにくい立派さは、最終的に使われなくなります。結論として、使えるサイズが正解です。

2. 置き場所と将来の整理を見越す

サイズは「置ける最大」ではなく「続けられる最適」で決めます

置き場所は寸法だけでなく、生活の流れが絡みます—扉の開閉、線香の煙、掃除、供物の出し入れ。さらに、将来の引っ越しや同居解消で設置場所が変わることがあります。将来の整理を見越すなら、搬入と搬出の両方を見ます。搬入経路の確認は基本として押さえておくと安全です。

  • 設置予定の壁面にテープで外形を作って確認する
  • 扉の開き角度と通路のすれ違いを試して確認する
  • 奥行きと配線巾木の干渉を先に確認する
  • 搬入経路の幅と曲がり角を先に測って控える
  • 将来の搬出を想定して階段と玄関を確認する

「将来なんて分からない」という反論は当然です。だから完璧に当てるのではなく、詰まりやすい所だけ先に潰します。搬入搬出と動線を見ておけば、大外しが減ります。結論として、未来は線引きで十分です。

3. 今だけで決める

迷う原因は、いまの部屋だけを前提にしてしまうことです

今の暮らしに合わせて買うのは自然です—ただし家族の状況は変わります。親の家を片付ける、同居が終わる、住み替える、これが起きると仏壇は動きます。いまだけで決めると、将来の整理で費用と手間が増えます。原因を言語化すると、必要な余白が見えてきます。

  • 次の住まいの想定置き場を1つ決めておく
  • 位牌の増減や整理の方針を家族で揃える
  • 将来の仏壇じまいの可能性を前提にしておく
  • 重さと分解可否を店に確認して控えておく
  • 買い替えか縮小かの判断基準を先に置く

「縁起が悪いから将来の処分を考えたくない」という反論もあります。けれど考えるのは縁起ではなく、家族が困らないための段取りです。想定しておくだけで、後で誰かが苦しくならずに済みます。結論として、想定は優しさです。

4. 測り方を固定する

対処は、測る項目を固定して、店での確認を短くすることです

測る場所が多いと疲れます—だから型でやります。幅奥行き高さだけではなく、扉の開き代、動線の余白、搬入搬出経路の3点を足します。これだけで失敗の大半が減ります。あとは候補を絞り、実物の前で最終確認するのが安全です。

  • 設置幅奥行き高さを1枚に書いて持って行く
  • 扉の開き代と前面余白を数字で控える
  • 通路幅とすれ違いポイントを1か所選んで測る
  • 玄関階段曲がり角の最小幅を控えておく
  • 候補を3つに絞って外形テープで再確認する

「そこまでやるのは大変」という反論も出ます。ですが後で買い直す方がずっと大変です。ここまでやってダメなら次は、設置と搬入を店に見に来てもらうのが判断基準になります。結論として、測る手間が保険です。

5. よくある質問5つ(FAQ)

Q1. 上置きと台付き、どちらが失敗しにくいですか?

置き場所と動線で決まります。将来の移動を考えると、搬出しやすいサイズや分割できるタイプが失敗しにくいです。

Q2. 小さい仏壇にすると失礼になりませんか?

失礼かどうかより、無理なく手を合わせ続けられるかが大切です。使いやすさが落ちると、供養が続きにくくなります。

Q3. 設置場所はリビングでも大丈夫ですか?

大丈夫です。直射日光と湿気、動線のぶつかりを避け、扉が開けられる余白を確保すると失敗が減ります。

Q4. 将来引っ越すかもしれない場合はどう選びますか?

搬入搬出の最小幅を先に確認し、分割できるかや重量も確認します。置ける最大ではなく、運べる最適を意識します。

Q5. 寸法を測る時に最低限必要な項目は?

設置幅奥行き高さに加え、扉の開き代、前面の余白、搬入搬出経路の最小幅です。この3点で大外しが減ります。

現場職人の本音トーク

Ken

わたしは現場を20年以上も見てきた。サイズ選びで失敗する人は、だいたい真面目だ。真面目だから「入るかどうか」を正確に測って安心して、毎日の使い勝手で崩れる。

原因は3つある。扉の開き代を見ない、動線の余白を見ない、将来の搬出を見ない。引っ越しの段ボールみたいに、最初は整って見えるのに、生活が始まると通路が詰まる。悪意より構造、寸法の見方が足りないだけだ。

今すぐ、設置場所にテープで外形を貼りしとく。今日、扉の開き代と前面余白を数字で控えとく。週末、玄関と曲がり角の最小幅だけ測って、運べるかを先に潰せばいい。

置ける最大より、使える最適。親の家で「これ通らないな」と皆が黙る場面、何度も見た。ここまでやってダメなら次は、店に下見を頼んで搬入搬出を確定させる。

最後に、大きい仏壇を買って満足して、扉が半開きのまま固定されてる家もある。立派なのに、毎日ちょっとだけ不便。立派なストレスは、地味に効く。

まとめ

仏壇のサイズ選びの失敗は、「入るか」だけで決めて「使えるか」を見ていない時に起きます。扉の開き代、動線の余白、搬入搬出の確認を足すだけで、大外しが減ります。将来の整理も、完璧に当てるより詰まりやすい所だけ先に潰すのが現実的です。

次の一手は、測る項目を固定して、候補を3つに絞ることです。設置場所に外形テープを貼り、生活動線と干渉しないかを試すと判断が早くなります。改善しない場合は、店に下見を頼んで確定させます。

今日やるのは「外形テープで置き場所を可視化して扉の開き代を測る」ことです。これだけで「置ける」と「使える」の差が見えます。焦らず、最適サイズに静かに寄せましょう。

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